ユダヤ人の真実の歴史がここにある。
6月刊行の『叛逆のとき』に続く柏艪舎F★Bシリーズ第2弾!
合衆国ホロコースト博物館で翻訳ボランティアを務めるホロコーストからの生還者デイヴィッドと、ソ連の強制収容所から生還したローズ。二人は1939年、当時ポーランド領だったロヴノで出会い、以後六十年間にわたって音信不通になっていたが、博物館の講演会で再会を果たした。
それまでの体験を分かち合うことで、ローズとデイヴィッドは、非業の死を遂げた家族や仲間たちの記憶を受け継ごうと決心する。
異国アメリカで自由と幸福と愛を見出した人々の記録を基に描かれた、感動のノンフィクション・ノベル。