〈TDB TEIKOKU NEWS 2019年4月19日号〉
〈2019年4月11日 北海道新聞夕刊〉
〈2019年5月号 月刊エアライン〉
〈2019年3月18日 北海道新聞函館版〉
〈2019年2月14日 北海道新聞函館版夕刊〉
〈2019年2月10日 北海道新聞朝刊〉
1995年6月21日正午、羽田発函館行のANA857便が離陸直後にハイジャックされた。犯人はオウム真理教の信者と見られ、毒ガスのサリンを持っていると脅した。
函館空港に着陸した857便を占拠するハイジャック犯に、北海道警察はその総力を挙げて対峙する。
警視庁の特殊部隊も投入され、事件解決へ向けて、極限まで緊迫する対策チーム。 一方その裏側で、事件報道という大役を担うマスコミも試行錯誤をくり返す。
ハイジャックされた機内への強行突入という、日本警察史上唯一の事例である本事件は、以後の「危機管理」に重大な示唆を投げかけることとなった。
本書は、四半世紀の時を経て、平成の事件史に残る“函館空港ハイジャック事件”の全貌を明らかにする。
【著者紹介】
相原 秀起(あいはら ひでき)
1962年、横浜市に生まれる。北海道大学農学部卒。在学中は探検部に所属。1985年、北海道新聞社入社。87年から社会部で警察担当、道警キャップなどを経て函館支社報道部勤務。2016年からは同支社報道部長。現在は道新ぶんぶんクラブ事務局長。