高句麗の十字架

大胆かつ緻密なストーリー展開で読者を引き込む“歴史予言”小説。

工作員の謎の水死体、北朝鮮の独裁体制転覆を目論む一団、家族の行方を追い続ける実業家、拉致被害者救出に全てをかける男達。 彼らの運命の糸が、交わり、絡み合い、壮大なドラマが紡ぎ出される―。

【あらすじ】 1996年1月、佐渡島に北朝鮮工作員の溺死体があがった。 男の身につけていたある物が引き金となって、物語は動き出す。 大企業の会長である大月元治、札幌の弁護士である美馬孝明、元抗日戦線の闘志だったキム・タンジョ、そして非道な独裁体制の維持に汲々とするパク・サクヤン。 拉致被害者救出を巡り、様々な思惑が交錯する。


藤原和博:著

発売月:2010年11月

定価:1870円(税込み)
46判 ソフトカバー
頁数:356ページ
ISBN:978-4-434-15136-1

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