はじまりは、いつも楽しい

デザイナー・彫刻家 五十嵐威暢のつくる日々

日本が誇る世界的デザイナーであり彫刻家の五十嵐威暢氏が語る、仕事の流儀。

サントリーや王子製紙など、様々な大企業のシンボルデザインを手がけ、世界的に名の知れたデザイナー・彫刻家の五十嵐威暢氏が、創ることの喜びと苦しみを通じて到達した境地。
氏の思いは、後進へのエールにとどまらず、人が生きて行く上で大切なことを教えてくれるだろう。

10月6日より、札幌芸術の森美術館において、『五十嵐威暢の世界』展が開催されます。 詳細はこちら

ご購入はこちら

はじまりが楽しいと、
いい終わりが約束されます。
だから、はじまりを
楽しくしなければなりません。
楽しくない仕事なら、
楽しくする工夫を
見つけることです。
それにはいままでにない
挑戦が求められます。
それの挑戦を、楽しむことから
はじめてはどうでしょう。
そうすれがあなたはすでに、
楽しいはじまりのなかに
いるはずです。

【著者紹介】
佐藤優子 さとう・ゆうこ
ライター。北海道のまちづくりやものづくりを執筆。編著に『中高生とまち、プロの力で映画を作る 茜色クラリネット公式ガイドブック』( コアB O O K )。『〝日本一貧乏な観光列車〟が走るまで「 ながまれ海峡号」の奇跡』(ぴあ出版)執筆。 W E B「 北海道書店ナビ」連載中。
 
五十嵐威暢 いがらし・たけのぶ
北海道滝川市生まれ。多摩美術大学卒業後、カリフォルニア大学ロサンゼルス校( U C L A )大学院修士課程修了。グラフィックデザイナーとして活動していた1970 年代半ば、アクソノメトリック(透視)図法によるアルファベット作品を発表し、世界的に注目される。千葉大学、U C L A で教鞭をとったほか、多摩美術大学美術学部二部学科長及び第9 代学長を務め、現在、同大学名誉教授。代表作はニューヨーク近代美術館( MoMA)をはじめ、世界40カ所以上の公立美術館に永久保存されている。外務大臣表彰、勝見勝賞、毎日デザイン賞特別賞、I F デザイン賞、グッドデザイン賞など受賞多数。現在、北海道新十津川町のアトリエ「 かぜのび」を拠点に、主にパブリックアートの制作を続けている。


佐藤優子:著

発売月:2018年10月

定価:1320円(税込み)
46判 ソフトカバー
頁数:144ページ
ISBN:978-4-434-25211-2 C0095