雁にあらねど

時は江戸末期から明治、舞台は本州から北の地箱館へ

人生には勝者も敗者もない。長編時代小説、連作最終章!

江戸や京都など各地から、北の地箱館へ流れ着いた人々――。
数奇な運命に操られた彼らは、一本の糸に縒り合わされ、それぞれが新たな道へと踏み出していく。
『落ちてぞ滾つ』『いとど遙けし』に続く、『雁にあらねど』。
本シリーズがついに感動のフィナーレへ。

過去は、どこまでも追いかけてくる。
背負わなければ、今を生きられない。
脛に傷持つ人間、心に闇を抱く人間、彼らにもまた新たな時代が待っている。
 
人を思う心は雁にあらねども雲居にのみも啼きわたるかな(古今和歌集)

【著者紹介】
蜂谷 涼(はちや りょう)
1961年小樽市生まれ。北海道を拠点に執筆・講演活動を行なうかたわら、テレビ、ラジオに出演。
2008年『てけれっつのぱ』が劇団文化座により舞台化され、同舞台は2008年文化庁芸術祭大賞受賞。
主な著書に『てけれっつのぱ』、『落ちてぞ滾つ』、『いとど遙けし』(柏艪舎)、『雪えくぼ』、『舞灯籠』(新潮社)、『夢の浮橋』(文藝春秋)、『蛍火』(講談社)などがある。



〈十勝毎日 2017年9月23日〉


蜂谷 涼:著

発売月:2017年08月

定価:1836円(税込み)
46版 ソフトカバー
頁数:272ページ
ISBN:978-4-434-23648-8

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