鈴木宗男が語る「北方領土問題」と中島岳志が語る「右翼の系譜」
鈴木邦男だからこそ聞きだせる話がここにある。「鈴木邦男シンポジウムin札幌時計台」の熱気がそのまま詰まった一冊。
「時計台シンポジウム」をまとめた本の第一弾として、この二人は最もふさわしい。こんなに刺激的で、魅力的な話はなかなか聞けない。その会場の熱い興奮が、そのまま詰まった本になった。(鈴木邦男 あとがき より)
鈴木宗男が政治家生命を賭して取り組んできた、北方領土問題。プーチン大統領と会談し、首脳会談の舞台裏を見てきた氏が、外交現場の涙ぐましい努力を臨場感たっぷりに語る。
二十歳のころから、日本とはなにか? 宗教とはなにか? を探求し続けてきた中島岳志が、近代日本における右翼思想の系譜をあざやかに紐解く。
ヴォルテールの言葉、「君の意見には反対だが、それを言う権利は命にかえても守る」を生きる鈴木邦男だからこそ聞き出せる二人の本音。